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レジ袋有料化で生まれた言葉、”レジ圧”、レジ待ち対策になるかもしれない”Express Lane”について説明。

レジ圧

最近、”レジ圧”という言葉を知りました。

レジでマイバックに商品を詰めるのに時間がかかっている人が感じる、店員さんや後ろの客からの無言の圧力のことだそうです。

ベルトコンベア

アメリカのスーパーマーケットのレジにはベルトコンベアがあり、お客さんは購入する商品をカートから取り出して、コンベアに乗せていきます。

自分の品物の後ろには、仕切るためのプラスチック棒を置きます。

初めてアメリカのスーパーマーケットで買い物したとき、日本と習慣でかごを置いてしまい、お店のひとから変な目で見られたことがあります。

日本では、コストコ(COSTCO)のレジにベルトコンベアと棒がありますね。

San DiegoにあるMorena Boulevard倉庫店、COSTCOの前身であるPrice Club1号店はここにありました。

ちなみに"COSTCO"の正しい発音は”コスコゥ”です。

日本ではコストコが上陸する前、海運会社を持っている
中国遠洋海運集団(COSCO)が商標登録していたことが理由だそうです。

なぜ無い?”Express Lane”

アメリカで複数のレジがあるお店には、"Express Lane"というサインがあります。

Express Laneには"10 items or Less"や"15 items or Fewer"と表示されており、購入するものが少ない人専用のレジとなっています。

対して、日本のスーパーのほとんどは、たとえ買うものが1個であっても並ぶレジが決められたわけではありません。

前のお客さんの買い物の量を見ながら、購入するものが少ない人の後ろに並び変えて、逆に時間がかかってがっかりした経験がある人も多いのではないでしょうか。

Express Laneがあると、お客さんの満足度が上がる効率的な方法と思うのですが...

購入する品物が多い人が待たされるのは不公平だとか、”空いているからいいじゃない”と言う人が現れ、苦情が発生するのでは...とお店側が気にしているのかも知れません。

さいごに

また、アメリカ生活で感心したのは、お店に入り口で先に入る、開けたドアを支えて待ってくれることです。

10mぐらい離れていても、待っててくれることがあるので、恐縮しながら入った経験が何度もあります。

”レジ圧”という言葉を聞くと、とても残念な気持ちになりますね。

寛容さを持ち続けていきたいものです。