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宇宙好きの人におすすめの本、”WHEN THE EARTH HAD TWO MOONS(地球に2つ月があったころ)”

月が2つ?

”WHEN THE EARTH HAD TWO MOONS(地球に2つ月があったころ)”は惑星科学者であるErik Asphaugさん2020年に刊行したノンフィクションです。

WHEN THE EARTH HAD TWO MOONS

Erik Asphaug

”月が2つあった”という驚きのタイトルですが、太陽系、惑星、小惑星帯、彗星などが丁寧に解説されている書籍です。

次世代宇宙望遠鏡

2021年12月25日、ジェームス・ウェッブ宇宙望遠鏡(James Webb Space Telescope, JWST)が打ち上げられました。

これまでの宇宙望遠鏡の主役はハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope, HST)、HSTを通して人類は今までに見たことのない宇宙の姿を得ることができました。

ジェームス・ウェッブはハッブルにはない赤外線センサーを搭載しているため、宇宙の誕生(ビッグバン)のすぐ後に生まれた星の観測が期待されています。

畳まれた状態で宇宙に放たれたジェームス・ウェッブ はミラー等の重要機器の展開を終えて、”三体”などSF小説でよく引用されるラグランジュ点、L2を目指しています。

設計開始から20年以上、費用は1兆円以上に膨らんでしまいましたが、壮大なプロジェクトは期待を集め、YouTubeでは様々なサイトが実況中継をしています。

まとめ

冥王星が惑星から準惑星に格下げになったため、太陽系にある惑星の数は8ということになっています。

ジェームス・ウェッブは海王星の外側に存在すると予想されている、”プラネットナイン”の発見も期待されています。

”WHEN THE EARTH HAD TWO MOONS(地球に2つ月があったころ) ”は、今後も期待いっぱいの宇宙観測について考えるときの参考書としておすすめの本です。

SF小説を読むときに参考書として活用できますよ!