THE WANDERING EARTH（流転の地球）：『三体』の作者による短編小説集

著者について

『THE WANDERING EARTH』のは『三体』三部作の著者である、CiXin Liuさんが2008年に刊行したSF短編小説集です。

THE WANDERING EARTH

Cixin Liu

短編集

本書は10のSF短編によって構成されています。

1. The Wandering Earth
2. Mountain
3. Sun of China
4. For the Benefit of Mankind
5. Curse 5.0
6. The Micro-Era
7. Devourer
8. Taking Care of God
9. With Her Eyes
10. Cannonbal

おすすめ

『The Wandering Earth』

本の名前になる代表作、太陽の異変から起こる災害を避けるため、地球上に高出力エンジンを並べて第3惑星としての軌道から離脱させるというとんでもないお話です。

『Sun of China』

中国の気候をコントロールするために人口の太陽が作り出します。その太陽に発生したトラブルを解決する人々のストーリーです。

『The Micro-Era』

地球を長期間離れていた宇宙飛行士が帰ってみると、人類がミクロ化していた...

マイクロ人類との交流そして、皮肉的な結末になるストーリーです。

まとめ

『三体』でこれまでのSFの枠を大きく超えた物語を作り出した作者ですが、以前からとんでもない想像力の小説を書いていたんですね。

今後も、どのような作品を生み出していくのか、目が離せません。