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“ボケ味”を英語で言うと?写真撮影に関する英語を紹介します。

はじめに

本ブログ各記事のサムネイル画像には、私が撮影した写真を活用しています。

今回は写真撮影に関する英語について紹介します。

Bokeh(ボケ)

英語になった日本語として"Sushi" , "Karaoke", "Tsunami"などがよく知られていますが、写真表現の一つである”ボケ”という日本語も"Bokeh"という英語になっています。

”ボケ”とは、下の写真のように焦点が合っている以外の周りをぼかす表現です。

この写真はSigma社製の絞り開放値(最も明るい値)がF1.4、焦点距離50mmの単焦点レンズで撮影、瞳に焦点を合わせています。

”ボケ”表現は、レンズの"絞り(Aperture)”の"F値"で調整します。

F値が小さくなるほど焦点が合う範囲、”Depth of Focus(被写界深度)”が短くなり、焦点合わせが難しくなります。

現在、スマートフォンにとって、写真撮影の機能は最大のアピール点の一つになっています。

新型機種の発表会に”Bokeh”という単語がよく出てきます。

iPhoneやGoogle Pixel Phone等のスマートフォンは、レンズの絞りではなく、プログラム処理で"Bokeh"を表現しています。

ちなみに、”Bokeh"は"ボゥケー”または”ボゥカ”と発音します。

Slow Lens, Fast Lens

300mm、500mmといった焦点距離が長いズームレンズは絞り値が大きくなるため、日本語では”暗い”レンズと呼ばれますが、英語ではシャッタースピードが遅くなるため”Slow"なレンズと表現します。

逆に絞り値が小さいレンズは日本語では"明るい"レンズ、英語では"Fast"なレンズと呼びます。

在米中はAirshow(航空祭)の撮影によく行っていました。

焦点距離が長い単焦点レンズの代表格である300mm / F2.8(サンニッパ)、500mm / F4(ゴーヨン)は今でも憧れの的です。

ただし、Fastな望遠レンズはExpensiveなのです...

Portrait

スマートフォンやタブレットの縦画面は”Portrait(ポートレート)”と呼びますが、これは"肖像画”が縦画面であることが由来です。

ポートレート撮影には”Bokeh"と”Fast Lens”をよく使います。

まとめ

世界の中で、日本のメーカーの影がどんどん薄くなっている今日この頃ですが、カメラ界ではニコン、キヤノン、ソニーがまだまだ頑張っていますね。

"Bokeh”という英語を耳にすると、ちょっとうれしくなります。