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はじめに
"CONGO(邦題、失われた黄金都市)"はマイケル・クライトンさんが1980年に刊行した、アフリカの国、ザイール(現在の国名はコンゴ)で発見されたダイヤモンドの鉱脈と謎の街への冒険小説です。
CONGO
Michael Crichton
ジュラシックパークで有名な作者、ただの冒険小説ではなく、当時のハイテク機器に関する記述が満載で楽しめる小説です。
主役は話せるゴリラ
本作で大きな役割を果たすのはマウンテンゴリラのAmy。
彼女は子供のころに親を亡くし、アメリカの研究機関に引き取られますが、人間の幼児並みの知識があることが判明、手話によって人間とコミュニケーションが取れます。
人間とゴリラと話せる能力により、本書で重要な役割を果たします。
Amyが話せる手話はあくまでアメリカ英語、手話は中国語、日本語と言語によって異なるのですが、イギリスとアメリカでも異なるそうです。
映画化もされました
本作品は映画化もされています。
ハイテク+冒険+生物学が満載ので大ヒットしたとのことですが、ゴールデンラズベリー賞(アカデミー賞前日に発表される、その年最低映画賞、通称”ラジー賞”)も受賞してしまいました。
着ぐるみゴリラとの闘いシーンなど、確かにラジー賞感が溢れています。
面白い作品だけに、残念な感じです。
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