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お金持ちになるための行動とは?”The Millionaire Next Door(となりの億万長者)”

はじめに 1

『The Millionaire Next Door』はThomas J. Stanley, William D. Danko博士が著者の1997年に発行されたされた書籍です。

資産形成に形成した人々にインタビューし、彼らの経験や実践の方法ついて分析、まとめた内容が述べられています。

THE MILLONAIRE NEXT DOOR

The Surprising Secrets of America's Wealthy

Thomas J. Stanley, Ph.D.

William D. Danko, Ph.D.

資産形成の秘密

本書はその題名にあるように”となりの”億万長者、つまり見た目は普通の生活をしている資産家について述べています。

資産を形成した人たちの多くは倹約家で、以下の特徴があります。

  • 納得したうえで支出をし、無駄遣いをしません。
  • 中古車や中古の家をいかに安くできるかを徹底的に調べ、納得したうえで購入します。
  • 派手な車に乗ったり、いかにも高価な時計やスーツを身に着けることはないので、お金持ちであることは見た目ではわかりません。

アメリカの資産家いうと豪華な邸宅に住み、超高級車を乗り回すというイメージがありますが、その人たちはごく一部の”Billionaire"です。

投資の重要性

資産家は投資について勉強し、積極的に実践しています。

資産を貯蓄のみに頼ると、インフレの影響を大きく受けてしまうからです。

モノの値段が1割増えると、お金の価値は実質1割減ってしまいます。

日本でも近年、手数料の安い投資信託による長期投資が人気となっています。

金融教育

また、親が子供のためにお金を支援することは、本人の資産形成に悪い影響を及ぼすということです。

子供の独立が早いイメージがあるアメリカですが、いつまでも親にお金を頼るケースも意外と多いようです。

まとめ

本書は資産形成の近道を説明するという内容ではなく、長期の視点で確実に資産を形成する手順を実例をもとに紹介する良書です。

何事も勉強、実践が大事ですね。