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はじめに
『Giant’s Star』はジェイムス・ホーガンさんが著者のハードSF小説、『星を継ぐもの』、『ガニメデの優しい巨人』に続く3部作の3作目となります。

GIANT'S STAR
James P. Hogan

人類は木星の衛星、”ガニメデ”の知的生命体である”ガメニアン”の宇宙船で、太陽系を離れ彼らの星には向かうことになります。
ついに本格稼働開始!
今週の宇宙に関する大きな話題といえば、ハッブル宇宙望遠鏡の後継機であるジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(James Webb Space Telescope, JWST)が撮影したカラー映像です。(リンク)

バイデン米大統領が画像公開を発表するという力のいれようです。
ラグランジュ点
ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡最大の目的は、ビックバン直後に生まれた”ファーストスター”の観測です。
2021年12月、地球から150万km(月と地球との距離の約5倍)離れたラグランジュ点L2周辺に向けて2021年12月に打ち上げられました。

ラグランジュ点(Lagrangian point)は天体間で重力の釣り合いが取れ、宇宙空間で安定する軌道になります。
”三体”など宇宙に関するSFによく出てきます。
その後、鏡の展開、遮光版の展開、焦点合わせなどの準備運転が順次完了しました。
驚異的な能力
地球周辺の軌道にあるハッブル宇宙望遠鏡(HST)は、スペースシャトルによる有人飛行で修理することが可能であったのに対して、約150万km離れたジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)を修理をすることは不可能です。
本格運用開始直前の5月、主鏡に小隕石が衝突したことが判明しましたが、発表された映像を見る限り大きな心配はないようです。
1990年から運用されているハッブル宇宙望遠鏡によって撮影された宇宙の映像に宇宙ファンは魅了され続けてきましたが、JWSTがHSTを凌ぐ驚異的な能力を期待通り持っていることが証明されました。

JWSTの能力について、”宇宙ヤバイch”で比較映像でわかり易く解説されています。
NASAのポカミス
今回の華々しい成功、アポロ計画の成功から、NASAの仕事は完全無欠というイメージがあります。
しかしながら、とんでもない凡ミスをしたことがあります。
その失敗例が1990年に打ち上げれた火星探査機、”マーズ・クライメイト・オービター(Mars Climate Orbiter)”です。
この火星探査機は火星まで到達することができましたが、機材が故障して通信ができなくなりました。
その原因は、メートル法とヤードポンド法の単位変換のミスでした。

かたくなにヤードポンド法を使い続けるアメリカならではのミスとも言えますが、およそ5億ドルが宇宙の藻屑となってしまい、笑い話になりません。
異なる単位系での生活
アメリカでの生活を始めると単位の違いに惑わされます。
例えば
- 天気予報の予想気温が70度!
→ 華氏70度は摂氏約21度なので快適です。 - 制限速度が時速70マイルって、何キロ/時?
→ 約時速113キロです。(1マイル=1.6キロ)
ちなみに速度計をkm表示に変えられる車に乗っていたことがあり、
試しにkm/hにしたことがありますが、速度標識との比較が難しかったため、すぐにmile表示に戻しました。 - 1ポンドのステーキってどれだけ大きいの?
→1ポンドは450グラムです。”1000をかけて2で割って1割引する”と考えるのがコツです。 - ガソリンを10ガロン給油ってどれだけ入った?
→ 10ガロンは38リットルなので大丈夫。

量の単位はその他にpint (pt.)、quart (qt.)などがあります。
複雑すぎて覚えるのはあきらめていました...
最後に

SFのような世界を実際の映像で見せることを可能にしたジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡、
今後も驚異的な宇宙の世界を発表し続けることに期待です。
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