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はじめに
海外で生活を始めるための英語学習といってまず思い浮かべるのが英会話学校です。
私はNOVAに数年通った後、アメリカ生活が始まったのですが、英会話学校では会話が主な学習内容になるため、英単語について細かく学ぶ機会は多くありません。
そこでNOVAの先生に勧められて購入したのが”Picture Dictionary”です。
WORD by WORD PICTURE DICTIONARY
Steven J. Molinsky ・ Bill Bliss
The New Oxford Picture Dictionary
E.C. Parnwell
アメリカでは海外生活を始めた人に英語を教えるボランティアさんがいて、私の家族は"Picture Dictionary"を持ってスクールに通っていました。
Picture Dictionaryの利点
海外で生活するには物、事柄、場所、体の部位、具合が悪い時の症状などなど....様々な言葉を知っていないと困ることがたくさんあります。
英単語といえば分厚い辞書を思い浮かべますが、"Picture Dictionary”は分厚くなく、わかり易いイラストと単語が結びついてイメージから英単語を覚えるための本です。
”もの、事柄”→”日本語”→”英語”と考えると時間がかかりすぎます。
”もの(例えば林檎)”→”apple"というように直接変換することが必要、Picture Dictionaryはイメージから直接変換する力を鍛えることができます。
”意外に違う”単語の例
カタカナ英語が氾濫する日本で生活していると、英語圏でも同じ英単語を使っていると思いがちですが、簡単な言葉でも意味が異なる場合があります。
【例えば】
① "Produce" → 野菜、果物など農産物のことです。アメリカのスーパーでは"Vegetables” ”Fruits”を探す時は”Produce”と書かれた表示を探しましょう。
② "Candy" → いわゆる甘い飴だけでなくチョコレート類も”Candy”とよびます。
③パンの種類が多い → スーパーのパン売り場は様々な名前のいわゆる食パンがあります。
例えば"White Bread"、"Rye Bread"、"Whole Wheat Bread"などなど.... 。
”Subway"のようなサンドイッチ店に行くと、パンの種類を怒涛の勢いで尋ねられるので苦手でした...
④ ”Blender" → 料理用のミキサーのことです。
⑤ ”Stroller" → いわゆる”ベビーカー”のことです。テーマパークにいっても”Baby Car”置き場はありません。”Stroller"と表示されています。
⑥ "Check Book" → ”小切手帳”のことです。アメリカ生活を始めるにはまず、”Checking Account (当座預金口座)”を作る必要があります。預金引き落としも"Checking Account"からされます。
口座引き落としも多くなりましたが、クレジットカードの支払いを”小切手を封筒に入れて郵送”という日本人にとっては奇妙な手続きをしていました。
⑦"Hard Hat" → 工事用のヘルメットのことです、アメリカで働いていた時、ほとんどの人が”Helmet”ではなく、”Hard Hat”と呼んでいました。
⑧ 車の用語 → NYなど大都市の中心以外でアメリカ生活するには自動車は不可欠です。例えば”ウインカー”は"Turn SingalやBlinker”、”アクセルは"acceleratorやgas pedal”です。
これら以外でも和製英語と気づかない単語を使うと全く通じないので要注意!
まとめ
普段は電子書籍、オーディオブックで学習することが多いのですが、この書籍に関しては紙が一番、15年以上愛用しています。
手元に置いてふと”これって英語でなんて言うんだっけ”と思った時に読む本です。
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